就労継続支援B型とは?

就労継続支援B型とは、障害のある方が一般企業などでの就職、また雇用契約に基づく就労が困難である場合に、雇用契約を結ばずに働くことができる障害福祉サービスです。

就労継続支援B型では、福祉的就労の中で障害や体調にあわせて自分のペースで働きながら、就労に必要なスキルなどを習得することも可能です。

就労継続支援B型の利用者について

就労継続支援B型の利用対象者は、身体障害や知的障害、発達障害を含む精神障害、または難病を抱えている方となります。
また制度を利用する時点で一般企業への就職が難しく、時間がかかる方が就労継続支援B型を利用し事業所に通うことが可能。
就労継続支援B型はA型と違い事業所利用の年齢制限はありません。(就労継続支援A型は18歳以上で64歳まで)
さらに制度の利用期間もありません。

就労継続支援B型制度を利用するにあたり、必ずしも障害者手帳が必要というわけではありません。
自治体により対応は異なりますが、医師からの診断書や定期的に病院に通っているという通院証明があれば就労継続支援B型制度を利用することは可能です。

就労継続支援B型のサービスの特徴

就労継続支援B型の特徴は、障害や体調に合わせて自分のペースで働けることです。

1日1時間や、午前・午後、週1日の利用が可能な事業所もあるので、「フルタイムで働くのは難しい。短い時間だけでも自分の能力を生かしたい」という方でも安心して作業ができます。利用期間の制限もありません。

また、「障害や病気になる前は一般企業で働いていたけど、今は体調に見合った働き方をしたい」と考える方が、一般就労や就労継続支援A型での雇用型勤務に移行する前に、リハビリを兼ねてB型事業所で就労に慣れるといった段階を踏むこともできます。

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